福井市エルパ時計が動かなくなった!修理の金額ってどのくらい?

福井市エルパ時計が動かなくなった!修理の金額ってどのくらい?
腕時計を使っていたら止まってしまったとき。修理に出したいけれど、金額や修理期間がどのくらいか分からないという方も多いのでは?思っていたよりも高くなってしまったらどうしよう、というのは気がかりなところですよね。中には修理に出したら時計を買ったのと同じくらいの金額になってしまったなんて経験をしたことがある方もいるかもしれません。今日は時計の修理に出す前に知っておきたい時計が止まってしまう原因と、修理の種類、金額の目安についてお話します!
目次
時計が止まる原因って?
時計が止まってしまう原因はいくつかあります。単に原動力となっているエネルギーが不足している場合が多いです。例えば電池の時計の電池が切れてしまったので電池交換を依頼するなど。電池式なのか、ソーラー充電式なのか、機械式なのかといった時計の種類によっても止まる原因は変わっってきます。それぞれどんな時に止まってしまうのかについて考えていきましょう!
電池式の時計が止まってしまった場合
雑貨時計から高級時計にまで広く使われているのが電池式のムーブメント。新しい電池を入れてから2年から3年感動き続けてくれるという時計。電池が切れると止まってしまうのでその都度電池交換が必要。電池交換を繰り返せば使い続ける事ができるので幅広い人に愛用されています。ただし注意点も。電池交換をしても動かない時や、電池交換を繰り返していても半年や1年しか電池が持たないという場合は分解掃除が必要になります。電池式の時計でも5年以上使っている時計は特に注意が必要。
ソーラー式の時計が止まってしまった場合
文字盤がソーラーの基盤になっているソーラー式の時計。光で充電するので定期的な電池交換が要らないのが大きなメリット。中には電波を受信して一日に一回時間を合わせてくれるソーラー電波式の時計も人気ですよね。ソーラー式の時計が止まってしまう原因はまず単純に充電不足。しばらく使わないからと言って引き出しやボックスの中にしまってしまうと充電がなくなって止まってしまいます。充電がなくなってしまったときは再び光を当ててしっかり充電する必要があります。一週間以上光を当てても全く動きださない時には、蓄電池の交換や分解掃除が必要になります。
機械式の時計が止まってしまった場合
機械式時計とはゼンマイを原動力にして動く時計。ゼンマイを巻いて動くオルゴールやミニカーのおもちゃをイメージすると分かりやすいです。巻き上がったゼンマイが解ける分だけ動くというもの。国産時計、舶来時計にかかわらず高級時計に使われているのは主に機械式のムーブメント。機械式の時計が止まってしまう原因の多くは原動力となるゼンマイに問題があることが多いです。ゼンマイが切れてしまったり、巻き上がってもほどけなかったり、機械内の部品が傷んでしまったりと。電池式やソーラー式の時計に比べて部品数が多い機械式時計は、止まる原因も様々。機械式時計の修理は分解掃除が基本になります。
分解掃除とは
先ほどから何度かお伝えしている分解掃除について詳しく見ていきましょう。分解掃除とはその名前の通り時計を一度分解して掃除をすることです。分解掃除はオーバーホールとも呼ばれ、時計の修理には欠かせない物。具体的には分解した部品を洗浄、点検して傷んでいる部品があれば交換をして、また新しい油を塗って組み直すというもの。部品に塗っている機械油が乾くのが5年程度と言われており、油が乾いたまま使い続けると、油が固まって油汚れになったり、部品が摩耗してしたりしてしまう原因に。摩耗した部品や、ソーラー式時計の蓄電池、機械式時計のゼンマイ等もこの分解掃除の時に交換されます。またこの時に腕時計の防水テストや、ケースバンド表面の磨きも行われることがあります。腕時計の不調の多くは分解掃除をすることで解決が可能。手作業で行われることが多く、その時計を作っているメーカーでないと分解掃除が出来ないこともあります。どうしても時間と費用が掛かってしまうオーバーホールですが、腕時計を長く使うために欠かせない作業です。
他にもこんなことで時計が止まります
針やインデックスが引っかかってしまう
よくあるのが針やインデックスが外れてしまうというもの。例えば秒針が外れて短針と長針に引っかかってしまい動かなくなってしまった等の事があげられます。またクロノグラフや曜日針の枠等が引っかかってしまう事も。速やかに取り除くか、付け直さなくてはいけません。また文字盤の部品が取れてしまうほどの衝撃がかかっているので時計内部が傷んでしまっていることも。修理するのに分解掃除が必要になることもあります。
時計内部のサビ
時計の中に水が入ってしまうと起きるのが時計内部のサビ。腕時計は金属の塊であり、精密機械。防水機能がある時計と思っていても、電池交換の時に防水テストをしていなかったり、経年劣化で防水性能が落ちていたりすることも。一部の潜水用の時計を除いて基本腕時計に水はご法度です。手洗い、入浴、海水浴、洗濯機で回してしまったなどの事が水入りの原因。特に温泉や海水はサビが進行しやすいので要注意。時計内部に水が入りサビてしまうと、時計が動かなくなる原因になります。こちらも分解掃除が必要になります。
腕時計の修理料金ざっくりまとめてみました!
腕時計が止まってしまう様々な原因が分かったところで肝心の金額について見ていきましょう。こちらはあくまでも目安なので、修理を依頼する店舗や交換が必要な部品数、時計の状態によって金額が変わることがあります。まずは金額や修理に必要な時間を、一度近くの時計店に尋ねてみましょう。
電池交換・・・1000円~5000円程。購入店のものであればサービスで電池交換をしてくれるところもあるようです。特殊な形状の腕時計や、防水性能が強い時計の場合は10000円以上する場合も。その日のうちにできる場合もあれば、数日預けなくてはいけないときもあるようです。
ソーラー充電、時刻合わせ・・・1000円~3000円程。しっかり光りを当てた状態で時刻合わせをしないといけないソーラー時計。調べたところ1000円から2000円程度でしてくれるところが多いようです。こちらも購入店の場合はサービスで行ってくれる場合もあるようです。早く終わる場合は1時間以内に時刻合わせができることも。ただししっかり充電されていないと時刻合わせができないので、しっかり日の光に当てる必要があるようです。充電も一緒にできる場所であれば一週間から二週間預かって調節してくれるようです。
電池の時計の分解掃除・・・20000円~80000程。電池の時計と言っても機械の種類も様々。最低でも20000円はかかるところが多いようです。電池交換をしても動かなかったり、交換して動いてもすぐに止まってしまったり、止まったり動いたりを繰り返すような場合はこの分解掃除が必要です。一部ブランド品になると70000円以上する場合も。5年以上使っているものは分解掃除がオススメ。まずはいろんな時計店に尋ねてみるのが良いでしょう。期間は一ケ月から二か月ほどの場合が多いようです。
ソーラー式時計の分解掃除・・・20000円~50000円程。機械にソーラーの蓄電池が内蔵されているソーラー時計。蓄電池の交換と同じタイミングで分解掃除を行うという場合が多いようです。セイコーのアストロンやシチズンのアテッササテライトウェーブなど一部のソーラー式の時計は、人工衛星から電波を拾うことが出来ます。そういったGPSソーラーは特に高額になるので注意が必要。だいたい7年以上使っているものは一度メンテナンスした方が良いと言われています。
機械式時計の分解掃除・・・20000円~150000程。部品数が多く複雑な機械式時計。最低の金額は20000円程度ですが、上を見たらきりがないのがこの機械式時計です。その理由はメンテナンスに出す頻度が使用者によって全く違うことと、交換する部品の種類や金額がその都度変わるため。こまめにメンテナンスに出している人はそこまで大きな部品の交換が必要にならないことがほとんど。例えば、2、30年使っていても全くメンテナンスをしたことがない場合、中に水が入ってサビだらけになっている場合などは沢山の部品の交換が必要になる、というのは想像ができますよね。またブランドによってはより複雑な機構を備えているモデル、金やプラチナわ外装に使っている時計はオーバーホールの金額もより高くなる傾向に。修理に出す前に一度大まかな見積もりを確認してから修理に出すのがおススメです。
自分で修理しちゃダメなの?
最近ではインターネットでなんでも見れる時代。通常はプロに頼まないとできないことも、自分でできるようになりました。しかし時計の修理は自分でするのはNG。特に電池交換は簡単そうなので自分でするという人もいるかもしれません。裏蓋を開けて電池を入れ替えるだけと思われがちな電池交換ですが、実際は電池の周りにコイルがあったり、電池を抑える板があったり、裏蓋を開け閉めするのに特殊な工具が必要だったりと。またバンド部分の調整も自分で出来そうと思われがち。金属バンドの形状も様々で、細かい部品がなくなってしまうとバンドが外れてしまう原因にも。時計の修理はプロに任せるのが無難です。
自分の時計って直す価値がある?
時計修理の大体の費用がわかりましたが、この金額をかけてまで修理をするのかというのが迷いどころ。場合によっては時計を購入した金額よりも修理する金額の方が高くなってしまうこともあります。しかし、修理の金額の方が高くなったからと言って直さないというのはもったいないです。長く愛用しているもの、就職や昇進、結婚などの節目に買ったもの、家族からの形見の品などは、金額では測れない価値が詰まっているもの。思い出の品物というだけで修理する価値があります。
自分で出来るお手入れ
最後に腕時計を長く使うために自分で出来るお手入れについてお話しします!時計を開け閉めしたりしなくてもできる一番簡単で費用の掛からないお手入れ。それはふき取りをすることです。乾いた柔らかい布で拭きとりをすると、皮脂や水滴がなくなって時計を清潔に保つことが出来ます。しかし腕時計を綺麗にしたいからと言って水や洗剤で洗ってしまうのはNG。時計内部に水や洗剤が入ってしまうとサビになってしまいます。あくまでも乾いた布で拭きとりをするのがポイントです。頻繁に時計に触れることで時計が止まっていないか、時間がズレていないかすぐに気づくことができます。異変に気づいたらすぐに近くの時計屋さんに相談するのがおすすめです。
相談するならココ!
おすすめしたい時計修理のお店がふくい時計宝石修理研究所。福井にある大型のショッピングセンターエルパの中にあるのが特徴。電池交換、電池交換の際の防水テスト、メタルバンドの調節、革バンドの交換、バンドのクリーニングなどその日のうちに出来る修理が多いのが特徴。食品や日用品、洋服など、ショッピングの待ち時間に作業してもらえるそうです。分解掃除の大まかな見積もりやソーラー時計の不調なども相談に乗ってくれるそう。電池交換であれば1時間から2時間ほど、バンドの調節は30分以内で出来ることがほとんど。もし時計を持っていなくても、ブランドや腕時計の不調を伝えれば大体の修理金額を教えてくれます。またジュエリーと時計を販売している宝飾店に併設されているので、買い替えのタイミングなどもアドバイスしてくれます。時間がかかる修理もあるので買い物の最初に聞いてみるのが良いそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?時計が止まったと言ってもその種類は様々。電池交換の様にすぐに直るものもあれば、機械式時計のように修理に時間がかかるものもあります。止まったらまずは信頼できる時計屋さんに相談してみるのがおすすめです。定期的なメンテナンスに出すこともお忘れなく。
突然自分の時計が止まってしまったらびっくりしますよね。修理の金額の目安が分かって良かったです。修理にかかる時間も、状況によって全く違うということが分かりました。止まってしまったら早めに修理をお願いしたいですね。
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