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【静岡】伝統と革新が織りなす、翼を持つ砂時計 ロンジン

【静岡】伝統と革新が織りなす、翼を持つ砂時計 ロンジン

スイスの時計製造の中心地、サンティミエの地に根を張る老舗ブランド、ロンジン。そのエンブレムである「翼を持つ砂時計」は、単なるシンボルではありません。それは、190年近くにわたるブランドの歴史、そして未来を見据える革新の精神を象徴しているのです。伝統と革新という一見相反する要素が、見事に融合したロンジンの世界を探ります。

揺るぎない伝統が生み出す「信頼」

1832年、オーギュスト・アガシが創業したロンジンは、当初から精密な時計製造にこだわってきました。そして、彼の甥であるアーネスト・フランシロンは、分散していた工房を一つの工場に集約するという画期的な決断を下します。これにより、品質管理は飛躍的に向上し、ロンジンは世界にその名を轟かせることになりました。この工場は、現在のロンジン本社の基礎となっています。ロンジンの時計は、その確かな品質と信頼性から、多くの歴史的偉業に立ち会ってきました。極地探検家や、航空史上初めて大西洋単独無着陸飛行を達成したチャールズ・リンドバーグ。彼らがロンジンの時計を信頼した理由は、その精度の高さと耐久性、そしてどんな過酷な環境でも正確に時を刻み続ける信頼性にありました。彼らの冒険を支えた計時技術は、今なおロンジンのDNAとして受け継がれています。

絶え間ない革新が切り拓く「未来」

しかし、ロンジンは単に過去の栄光に甘んじているわけではありません。伝統を守りつつも、常に新しい技術やデザインを取り入れることで、時代に即した進化を遂げてきました。例えば、ロンジンはクオーツ時計の開発にも早くから着手しました。1954年には、史上初のクオーツ時計「クロノシン」を発表し、その精度の高さで大きな注目を集めました。また、現代においても、シリコン製ヒゲゼンマイといった最新の素材をムーブメントに採用するなど、時計の性能向上に力を注いでいます。これは、ロンジンの時計が単なる美しい装飾品ではなく、あくまでも精密な「計器」であるという信念の表れです。

翼を持つ砂時計が示す「調和」

ロンジンのロゴは、伝統を象徴する「砂時計」と、革新や未来への飛躍を意味する「翼」から成り立っています。このロゴが示唆するように、ロンジンの時計は、クラシックなデザインの中に、最新の技術が息づいています。ヘリテージ コレクションは、過去のアーカイブからインスピレーションを得て、当時のデザインを忠実に再現しつつ、現代の技術でアップデートされています。一方、ハイドロコンクエストのようなスポーティーなコレクションは、ロンジンの技術力とデザインの幅広さを示しています。ロンジンの時計を腕にするということは、過去の偉大な物語と、未来への確信を同時に身につけることです。伝統と革新という二つの要素が、美しい調和を奏でるタイムピース。それが、ロンジンなのです。

LUCIR-K

LUCIR-K

静岡市中心部の商店街にあるルシルケイ、静岡では珍しいヴィンテージ時計を多く扱うお店です。ロレックス、オメガを中心にカルティエ、ティファニーなどのブランドと限定品や今ではなかなか見れないレア品まで取り揃えています。興味のある方は是非、足を運んでみてはいかがですか。

 

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