【静岡】時を超えて、エレガンスを紡ぐ。ロンジン

スイスのサンティミエに拠点を置く老舗時計ブランド、ロンジン。その名を耳にした時、多くの人が「エレガンス」という言葉を思い浮かべるでしょう。創業から190年近く、ロンジンは単に時を刻む道具ではなく、時代を超えて愛される「エレガンス」を紡ぎ続けてきました。
伝統と革新が織りなす、唯一無二の存在
1832年、オーギュスト・アガシによって創業されたロンジンは、当初は工房が集まる「エタブリスール」と呼ばれる形態で時計を製造していました。しかし、彼の甥であるアーネスト・フランシロンは、一か所に集約された工場での生産体制を確立することを決意します。この決断は、ロンジンの品質と効率を飛躍的に向上させ、後の隆盛の礎となりました。ロンジンの特徴は、その豊かな歴史の中にあります。冒険家や飛行家たちが困難な旅に挑む際、彼らの腕にはロンジンの時計がありました。リンドバーグが大西洋単独無着陸飛行を成し遂げた際も、ロンジンの時計が正確な航法を支え、歴史的快挙の一翼を担ったのです。こうしたパイオニア精神は、ロンジンのデザインや技術力に深く刻み込まれています。
「翼を持つ砂時計」が象徴するもの
ロンジンのロゴである「翼を持つ砂時計」は、世界知的所有権機関に登録された最も古いロゴとして知られています。この象徴的なマークは、単なるブランドロゴではありません。それは、時を超えて広がる「エレガンス」と、空を駆けるような「パイオニア精神」を同時に表現しています。エレガントでありながらも、決してトレンドに流されない普遍的な美しさ。それは、ロンジンの時計一つ一つに宿っています。例えば、クラシックなコレクションである「マスターコレクション」は、高度な技術と洗練されたデザインが融合し、時を超えて愛されるタイムピースです。一方、航空史にオマージュを捧げる「アビゲーション」コレクションは、パイロットウォッチとしての機能美とロンジンのヘリテージが共存しています。
時代を超えて受け継がれる「エレガンス」
ロンジンが提供するエレガンスは、単に外見の美しさだけではありません。それは、身につける人のスタイルや人生に寄り添う、内面から滲み出る品格でもあります。ロンジンの時計は、フォーマルな場ではもちろんのこと、日常のさりげない瞬間にも、持ち主の個性を引き立ててくれます。
ロンジンは、時の流れに抗うのではなく、その流れを美しく紡ぎ続けてきました。それは、優れた職人技、革新への飽くなき探求心、そして何よりも、エレガンスを追求し続ける揺るぎない信念があるからです。ロンジンの時計を手に取ることは、その豊かな歴史の一部を身につけることでもあります。それは、時を超えて受け継がれる物語を、自分自身の腕で紡いでいくことなのです。
LUCIR-K
静岡市中心部の商店街にあるルシルケイ、静岡では珍しいヴィンテージ時計を多く扱うお店です。ロレックス、オメガを中心にカルティエ、ティファニーなどのブランドと限定品や今ではなかなか見れないレア品まで取り揃えています。興味のある方は是非、足を運んでみてはいかがですか。
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