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【郡山市】腕時計のクロノグラフ『カム式』と『コラムホイール式』の違いについて

【郡山市】腕時計のクロノグラフ『カム式』と『コラムホイール式』の違いについて

ここ最近、バックスケルトンの腕時計が増えてきたように思います。文字盤だけではなく、機械内部を見て楽しむという方も多いかと思います。今回はクロノグラフの『カム式』と『コラムホイール式』の違いについてです。機械を見るのがまた楽しくなればと思います。

クロノグラフとは

知っている方も多いかとは思いますがクロノグラフとは、ストップウォッチ付きの腕時計の事を言います。その歴史は100年以上前に遡ります。今のクロノグラフのスタイル(独立型のプッシュボタン)を初めて採用したのは1915年、ブライトリングと言われています。

 

クロノグラフの何が良いのか

日常生活においてストップウォッチを使う場面は月に何回あるでしょうか?
多くの方はあまり活躍の場面は無いと思います。では、なぜクロノグラフ時計を選ぶのか?
その理由の多くは『かっこいい』になるのかと思います。見た目のデザインの良さはもちろんですが、ハイスペックが備わった機械を所有しているという満足感もあると思います。

 

コラムホイール式について

どちらの方式にも共通しているのは、秒針を動かす4番車にクラッチをつなげることで動力を得るということです。まずプッシュボタンを押すとスタート、すなわち動力を得てクロノグラフ針が動き出し、再度押すことで切り離されてストップします。コラムホイール式のコラムは“柱”、ホイールは“車輪”を意味します。

 

古典的なクロノグラフの円柱形の作動部品で、一方向に回転し続けます。精密な制御がメリットですが、複雑な形状を切削して作るための製造コストが製品の値段に反映されます。特に、現在よりも切削技術が発達していなかった1990年代以前は、かかるコストも大きなものでした。コラムホイール式=高級クロノグラフと言われるのはこのためです。そんな背景もあり、自社製ムーブメントに多く採用されています。

 

ブライトリングB01

 

▼郡山市ブライトリング取扱店

 

カム式について

コラムホイール式の“柱”の代わりにシンプルなプレートを採用し、ギミックを簡略化して耐久性とコストを両立させたのがカム式です。部品が左右に振れることでクラッチをつなげたり切り離したりします。量産に向き、壊れても相対的に修理費が安いというメリットもあります。1960年代以前のカム式にはブレーキ機能がなく、クロノグラフをストップした際に衝撃がかかると針が動いてしまうという不具合がありましたが解消されました。そのため現在では、機能においてはあまり優劣はないと言えます。

 

また、「カム式はボタンが固い」と言われることがありますが、これは制御方式によるものではなく部品を抑えるバネの強さによるものです。弱いバネを用いて軽い押し心地にするという手もありますが、誤作動を起こす可能性が高まってしまいます。そのため、誤作動防止のためにあえて硬いバネを採用するブランドもあります。
感触の好みは人それぞれですから、購入前に実際に触って固さの確認をすることをオススメします。

 

タグ・ホイヤー キャリバー16

 

 

▼郡山市タグ・ホイヤー取扱店

 

最後に

自社製ムーブメントに搭載されることが多いコラムホイールと、コストパフォーマンスと安定のカム式をお分かりいただけましたでしょうか?
バックスケルトンからムーブメントを見る際はぜひクラッチのの動きも楽しんでいただければと思います。時計選びの際は機会にこだわってみてはいかがでしょうか?

 

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