セイコーが誇るダイバーズウォッチのプロスペックス。大谷選手が広告で着用しているモデル、「ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」は特に人気となっています。デザインのカッコよさに加えて、セイコーダイバーズの歴史に惹かれるファンも多いです。「ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」について少しお話したいと思います。

1965年

国産初のダイバーズウオッチは、メカニカル自動巻の150m防水ダイバーズ。このモデルの誕生は、信頼性、安全性を第一に追求するセイコーのダイバーズウオッチの幕開けとなりました。1966年から4回にわたって南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈され、その後も多くの冒険家、探検家によって、北極、南極、エベレストなど地球のあらゆる過酷な環境下で使用されることで、その信頼性を不動のものとしました。

1968年

調速機構の振動数を高め、高精度を実現した自動巻ムーブメントに手巻機能を加え、装着時から確実な動作を保証した国産初のメカニカルハイビート（10振動）300m防水ダイバーズウオッチ。1970年には、日本山岳会の植村直己、松浦輝夫の両氏がエベレスト登頂にこのモデルを使用し、その堅牢性が証明されました。

2023年

1968年に登場した当時の世界最高水準のハイビートムーブメントを搭載したプロフェッショナルダイバーズウォッチのデザインコードを継承したウォッチ「ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」が登場。
新メカニカルキャリバー「6R54」は、GMT機能を備えながら、3日間（約72時間）のロングパワーリザーブを可能にした新開発のムーブメントです。GMT針(24時針)を単独で調整できるため、自国の時刻（ホームタイム）はそのままに、第二時間帯を容易に変更いただけます。

また、この時計には傷性に優れた艶やかなセラミックス製の回転ベゼル表示板を採用しています。逆回転防止ベゼルは、優れた操作性と精緻な造形を両立させ、ソリッドで低重心なケースと響きあい、美しいフォルムを実現しています。また、新規で開発したブレスレットは手首にフィットするスリムな形状で、快適な装着感を提供します。セイコーの細部へのこだわりで、高い実用性と堅牢性を両立した、プレミアムスポーツウオッチを誕生させました。

歴史を継承したモデルでありながら、ハイスペックで現代的でもある「ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」。人気の理由は明確です。ぜひオペラ郡山店でご覧ください。

プロスペックス正規取扱店