【福井市エルパ】グランドセイコーの魅力をお伝えします!
グランドセイコーの魅力をお伝えします!
皆さま”グランドセイコー”はご存知でしょうか?性能が良いということで有名で知っているという方が多いのではないでしょうか。一体、性能って他の時計と比べて何がいいのか、どこが違うのだろうかと疑問に思う方も多いはず。今回はグランドセイコーの魅力について、おススメのモデルもご紹介しながら伝えていきたいと思います。
目次
グランドセイコーの歴史
グランドセイコーは1960年に高級腕時計として誕生します。1960年代の当時は、スイス製の腕時計が最高級の腕時計とされていました。そこでセイコーは、これまで培ってきた技術と経験で世界に通用する国産最高級腕時計を作るという熱い志を立てます。高級というだけでなく高精度なグランドセイコーは、 国産腕時計で初めてスイス・クロノメーター検査基準優秀級規格に達した時計です。発売時の価格は25,000円で、当時の上級国家公務員の初任給が12,000円ということを考えても、高級品であったことが分かります。
世界の頂点を極めたグランドセイコー
グランドセイコーは発売開始された4年後に、スイスで行われていた時計のコンクールに挑みました。スイス天文台クロノメーター・コンクールと言い、スイス時計産業がスイス製時計の精度向上のために行っていたコンクールです。このコンクールの歴史は長く、スイスの職人たちの熱い要望により1822年より始まったと言われています。当時は、高精度な時計を売り込むためグランドセイコーが上位を独占しました。計の品質を保証してくれる公的機関が設けられていました。そんな歴史のあるコンクールに挑戦したグランドセイコーがトップになるまで時間はかかりませんでした。年を追うごとに上位に上り詰め、日本のグランドセイコーが上位を独占しました。1967年にはスイスのコンクールであるにもかかわらず、コンクール出場後わずか3年でトップとなったのです。
クォーツショックを生き抜いたグランドセイコー
セイコーは1969年に世界初となるクォーツ式の腕時計を発表します。今ではクォーツ式の時計が当たり前に使われていますが、当時のクォーツ時計と言えばタンスのような大きさのものしかなく、それを腕時計の大きさにすることは時計業界の飛躍的な進化と技術革新を起こしました。しかし、これにより手間も金額もかかる機械式時計より、安価で正確なクォーツ時計が広まり、機械式時計は大きな打撃を受けました。この出来事がクォーツショックです。このクォーツショックによる打撃は、世界最高峰を勝ち取っていたグランドセイコーも例外ではありませんでした。そこでグランドセイコーは、1988年にクォーツ式の腕時計を発表します。もともと機械式時計で世界最高峰を取っていたグランドセイコー。そんなグランドセイコーが発表したクォーツ時計は年差±10秒という驚きの高精度の時計を実現。耐湿度特性、体温と特性、耐衝撃性能のいずれにおいてもすべての面で非常に優れた水晶振動子を使用することで、世界最高峰の精度を実現させたのです。更にクォーツ時計発表の4年後にはレディース用腕時計も発売し、更なる小型化に成功しました。小型になりましたが精度は変わらず、クォーツショックにより影路をひそめていたグランドセイコーが再び世界に名を知らしめることとなりました。
クォーツの常識を超えるグランドセイコー
グランドセイコーがクォーツ時計を発表してから5年後、これまでのクォーツ時計の常識を覆す”クォーツを超えたクォーツ”が誕生します。今までも時計の常識を覆してきたグランドセイコーですが、さらに驚きの事をしていきます。ツインパルス制御モーターにバックラッシュオートアジャスト機構、瞬間日送り機構など、数多くの技術を詰め込んだ時計を発表しました。これにより、グランドセイコーのコンセプトでもある”正確さ””美しさ””見やすさ”が追求され、”使いやすく長く愛用できる”細かい部分までこだわり抜かれた最高峰のクォーツの誕生です。それからも改良を重ね、1997年には圧倒的な装着感の時計が登場し、今でも数多くの人から支持されています。
機械式時計の復活
クォーツショックにより衰退していた機械式時計。機械式時計復活のためにグランドセイコーは動き出します。1996年にスイス公認クロノメーター検定協会の精度検定に挑戦します。初のテストにもかかわらず、4個中3個が合格します。更に量産品50個を検定にかけたところ、50個すべてが検定基準を満たし合格となります。機械式グランドセイコー復活の幕開けです。今でも愛されているグランドセイコーのメカニカル。現在、店頭に並んでいるものは約17日間の厳しい精度チェックを合格したもののみです。
機械式のさらに上を目指す
クロノメーターを超える時計を作るというさらに高い制度企画を目指し、”新GS規格”が作られました。クロノメーターを上回る厳しい基準に加え、当時の平均持続時間である40時間を10時間も上回る50時間以上の持続時間を達しなければグランドセイコーとは認められませんでした。これをきっかけにグランドセイコーの”世界に通用する安定した制度で止まらず見やすい”というかつての目標が”国際基準をしのぐ制度と実用性を最新記述で復活させること”という高く厳しい目標に変わったと言われています。この目標を掲げて1998年についに、世界に称賛されながら機械式グランドセイコーが完全復活を遂げたのでした。
スプリングドライブ
グランドセイコーといえば”スプリングドライブ”と、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?スプリングドライブは1999年に誕生します。しかし、効率の良い自動巻機構と72時間パワーリザーブを無しにグランドセイコーの名をつけることはできないと考えられ、発売までに4年の月日がかかり、2004年遂にスプリングドライブ搭載のモデルが発売されました。スプリングドライブは第3のムーブメントとして、自動巻きの自己完結型でありながら、クォーツ時計並の精度をもつグランドセイコーだけの唯一の技術です。秒針の動きが非常に滑らかな為、振動による時間のズレなどが起こりづらいのです。初めにグランドセイコーのクォーツを購入された方も、後々スプリングドライブにすれば良かったと買い直される方も多いほど魅力のある機能です。
機械ではなく職人が
グランドセイコーは職人が一点ずつ作っています。特にケースの研磨は本当に美しいです。どんなに高いお時計ブランドでも、ケースに顔を近づけてみると顔は歪んで見えます。ですがグランドセイコーは磨きが職人により丁寧にされている為、鏡のように綺麗に顔が映ります。また、マニュファクチュールと言い、時計の内部の部品からケースの部品まで全てが自社で製造されています。マニュファクチュールのお時計は非常に珍しく、ほとんどのブランドは他社から部品を注文して製作します。そんな高品質な時計がこの価格帯で購入出来るのはグランドセイコーだけです。
グランドセイコーの人気モデルをご紹介
①SBGA439
写真:SBGA439 682,000円(税込)
こちらは自動巻きのお時計です。ムーブメントにはスプリングドライブも搭載されており、平均月差が±15秒という機械式とは思えないほど精度も高いです。文字盤は”セイコーブルー”と言われている色を使用しています。セイコーブルーは落ち着いたネイビーのお色味ですが、見る角度によって色が変化して見えます。明るい場所で見るとネイビーに、暗い場所で見ると黒に見えるのです。同じお時計で変化を楽しめ、飽きが来ません。冠婚葬祭の際にも使いやすく、人気のお色味です。是非店頭で実際に見て頂きたいお品物です。また最大巻上時の持続時間が約72時間で3日と長く、ダイヤル左下にパワーリザーブも搭載しているので、残りの持続時間を確認することが可能です。
②SBGA499
写真:SBGA499 792,000円(税込)
こちらは、グランドセイコーのキャリバー9R20周年記念の限定モデルです。グランドセイコーのスプリングドライブモデルは長野県塩尻の『信州時の匠工房』で作られています。そこは常念山脈や穂高連峰の山々が赤く染まり、秋の訪れを遠くに感じれるところに位置しています。文字盤のカラーは、夜が明けて、昇ってきた太陽の光に照らされ輝く穂高連峰にインスピレーションを受けて作られました。サーモンピンクの立体感のあるパワーリザーブとピンクゴールド色のロゴと文字盤の赤色は、穂高連峰が赤く染まった紅葉をイメージしています。デザインはシンプルながら、落ち着いた赤色が印象的なお時計です。こちらもスプリングドライブに加え、約72時間駆動で月差±15秒となっています。
③SBGE305
写真:SBGE305 847,000円(税込)
こちらも先ほどのSBGA499と同様にグランドセイコーのキャリバー9R20周年記念限定モデルです。先ほどのお時計は穂高連峰の紅葉をイメージしていましたが、こちらのお時計は夏の鮮やかな朝焼けをイメージして作られました。深みのある赤の文字盤にシルバーのGMT針が映えて視認性も高くなっています。ベゼルにはファインセラミックの中で最も高い強度と靭性を持ったジルコニア・セラミックを使用しており、表面の研磨も一切の妥協を許さないためとても美しい仕上がりになっています。ジルコニア・セラミックを使用することにより、通常最も傷の付きやすいベゼルを美しく保つことが出来るようになりました。リューズも4時の位置にあり、時計自体にボリューム感はあるもののアクティブな活動の際にも手首の動きを邪魔しないように考慮されています。こちらもスプリングドライブに加えて、最大駆動時間約72時間で月差±15秒となっています。
④SBGW283
写真:SBGW283 671,000円(税込)
こちらのお時計は春から夏に移り変わる季節を表す『季春』をイメージして作られたモデルです。爽やかな淡いお色味の文字盤は、初夏の若葉や青葉の香りを乗せた穏やかな風を表しており、繊細で有機的な型打ち模様が日本の自然の美しさを表現しています。こちらは手巻きのお時計になり、最大駆動時間約72時間、平均日差±5-3秒です。
⑤STGF277
写真:STGF277 429,000円(税込)
こちらはレディース用の腕時計です。文字盤はピンク色の白蝶貝を使用しており、角度によりさりげなく 光ります。しかもインデックスにはダイヤがセッティングされており、きらきらと輝き、美しさと視認性を両立しています。服装を選ばないケース幅26mmの小ぶりなサイズで、様々なシーンでお使いいただけます。こちらはクォーツのお時計で、年差は±10秒となっております。
⑥STGF313
写真:STGF313 374,000円(税込)
こちらもレディース用の腕時計です。先ほどのお時計と比べるとスッキリとしたデザインで、年齢問わず飽きずに長くお使いいただけると思います。文字盤の富者型打ちパターンがスタイリッシュでエレガントなお品物です。またケースがチタンで出来ているため、軽さと丈夫さも持ち合わせています。こちらもクォーツ時計で、年差±10秒となっています。
まとめ
今回はグランドセイコーの歴史とオススメモデルについてご紹介させて頂きました。皆様にグランドセイコーの魅力は伝わったでしょうか?高精度で高品質な一生ものになるグランドセイコー。皆様の大切な時計選びの参考にして頂けると幸いです。福井市タケウチエルパ店では、グランドセイコーを数多く取り揃えております。是非一度見て、着けて日本最高峰の時計を体感してみてください!
グランドセイコーが日本の最高級ブランドと言われている理由が分かりましたね。様々な困難を乗り越え進化し続けてきたグランドセイコー。一度は実物を見てみるのがおすすめです!TAKEUCHIエルパ店ではたくさんのグランドセイコーを見ることができます。ぜひご相談ください。
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