【静岡】防水加工はあたりまえ。ずっと身に着けられる遺骨リング

大切な家族との悲しい別れのあと、その遺骨を入れたメモリアルジュエリーを身に着ける「手元供養」が話題となっています。年齢や男女を問わず身に着けられることから、デザインも様々あるようです。

手元供養が注目されている理由

そもそも、手元供養が近年注目されているのには、いくつかの理由があります。現代のお墓事情や住宅環境とも関係しています。

1．お墓を持っていない

お墓が遠くてお参りに行けない、家族にお墓を継ぐ人がいない、お墓の管理が大変、等で墓じまいをする方もいます。また核家族や住宅状況の変化で、そもそもお墓や仏壇を持つことが難しいという声もあります。そういう方は骨壺のまま自宅に置き、仏壇はないけれど手を合わせて供養するというケースもあります。

2．ジュエリーにして身に着ける

また、分骨した遺骨をジュエリーに納めて日常的に身に着けることで供養するという方も増えています。このようなジュエリーをメモリアルジュエリーや遺骨ジュエリーと呼んでいます。肌身離さず身に着けられるジュエリーは、悲しい別れの後も近くに感じることができ、またお墓の代わりになるアイテムとして注目されています。

3．身近に感じられる

毎日は通えないお墓よりも、近くに置くことで「いつもそばにいる」、「見守ってくれる」という安心感や心の支えを得たいという想いから、手元供養の人気は高まっています。

遺骨ジュエリーは現代のニーズや個人の想いに合わせた新しい供養の形として広く受け入れられれています。

メモリアルジュエリーの素材

一般的なメモリアルジュエリーに使用される素材には、樹脂（レジン）、ステンレス、プラチナ、ゴールド、シルバーなどがあります。それぞれ素材の特徴や作りにより、機能や使用方法も異なるため、どんなシチュエーションで身に着けたいかによっておすすめの素材は変わります。

樹脂（レジン）

硬化することで透明になる為、中の遺骨が見えることでも人気です。しかし、アルコールや温泉の成分、紫外線に弱く、また経年劣化しやすい素材です。

ステンレス

金属アレルギーの出にくい素材の為、アレルギーで悩んでいる方にはおすすめです。しかし、硬く加工がしにくい素材の為、限られたデザインが多いでしょう。

シルバー

比較的安価に作ることが出来、人気の素材です。時間の経過で錆びたり黒くなったりする為、ほとんどのシルバージュエリーはメッキ加工がされています。しかし、このメッキも経年ではがれてしまうこともあります。柔らかい素材の為、指輪の場合は変形しやすくなります。十分な厚みがおすすめです。

プラチナ・ゴールド

金もプラチナも化学変化に強く、永く身に着けるにはおすすめの素材です。また、多くのジュエリーでも用いられているように、細かなデザインで作ることが出来ます。最近では肉球刻印をしたり、メッセージを刻んだオーダーメイドの遺骨ジュエリーが注目されています。

▽遺骨ジュエリーの意外なデザイン

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絶対必要な防水加工

ペンダントや指輪などアイテムは様々ありますが、メモリアルジュエリーはその素材や作り方から防水加工がされているものばかりではありません。汗や水に弱い素材や製法の場合は、日常的に身に着けるにはシチュエーションを選んでしまいます。

昨今の気温や湿度を考えると、身に着けない場合も防水加工は必須です。自宅に置いておくだけでも湿気が入らないようにしなければなりません。

湿気が入ったら

遺骨は焼骨であるため、湿気に非常に弱い性質があります。もし遺骨ジュエリーの遺骨の周辺に湿気が入った場合、カビが発生したり、遺骨の変色や変質の可能性があります。故人やペットの遺骨の状態を保つ上で最も避けたい状況です。

湿気対策として重要なこと

遺骨ジュエリーを選ぶ際には防水加工と密閉性が重要です。日常的に身に着ける場合は汗や水濡れのリスクがあるため、「完全防水」の加工が施された製品を選ぶ事が大切です。ねじ式のタイプの指輪や、自分で遺骨を入れる筒状のペンダントなどは防水性が低く、汗をかく時期や入浴時、雨の日は必ず外さなければなりません。最も重要なのは、遺骨ジュエリーを製作する際に、防水かどうかをしっかりと聞いた上で製作する事です。「いつも身に着けていたい」という本来の目的を果たすためにも、防水性・密閉性の高い製品を選ぶことがおすすめです。

遺骨ジュエリーの専門店
FIRST DIAMOND

FIRST DIAMONDはオーダーメイドジュエリーの専門店です。県外からも多くの方がメモリアルジュエリーの製作に訪れています。大切な家族の遺骨を入れたジュエリーは単なるファッションジュエリーとは違い、唯一無二のものです。だからこそ、専門店で永く身に着けられる耐久性や機能を備えたものを選んでください。