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【静岡・浜松・富士・富士宮】指輪の作り方についての豆知識『鋳造と鍛造の違い』?✨

【静岡・浜松・富士・富士宮】指輪の作り方についての豆知識『鋳造と鍛造の違い』?✨

指輪の作り方には2種類ある

結婚指輪を作るときには、誰も指を通したことのない、二人だけの指輪を作るために、セミオーダーで一から作成をします。

その指輪の作成方法ですが、実は2種類あるんです。

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【鋳造づくり】と呼ばれる作り方。

ワックスと呼ばれる樹脂を削って指輪の「原型」という型を作り、溶かした金やプラチナを流し込んで固めることで造形する製法です。

・長所
複雑で、繊細なデザインを作る事が出来ます。デザインの自由度が高く、他の製法では実現できない自由なデザインを作ることもできます。

・短所
溶かした金属を型に流し込む際に気泡が混入してしまったり、金属の密度にムラが発生して「ス」(金属内部の穴)ができてしまうことがあります。

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鋳造作りならではの繊細なデザインの、 PAVEO CHOCOLAT -Fleurage – フルラージュ –

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華奢で凝ったデザインは鋳造作りの得意分野 AMOUR AMULET -アムールアミュレット-

【鍛造づくり】と呼ばれる作り方。

金属を「鍛えて造る」製法で、金属に圧力をかけて伸ばしたり、曲げたりして指輪を形作る方法です。鍛造にも大きく分けて2種類の方法があります。

1.伝統的な鍛造製法
金属の塊を叩いたり、伸ばしたりして指輪を作る方法です。
熱して柔らかくした金属が鍛えられ、引き締められながら成形されていきます。
多くの手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。

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日本刀のように、金属を鍛えて作る SORA  -CONTACT- コンタクト

2.プレス・削りだしによる鍛造製法
金属をプレス機にかけて高圧で圧縮し、機械で丸く打ち抜いたり、切削機で削り出したりして指輪を作る方法です。
自動車などの機械部品を作る工程を応用して制作される場合もあります。

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日本国内で『鍛造』『切削』『圧着』という先端技術によって作り出された素材に、ハワイの職人による手彫りを施したハワイアンジュエリーブランド Makana

・長所
金属が鍛えられることで引き締まり、加工硬化と呼ばれる金属組織の変化が起きることで密度が高くて強い指輪になります。鋳造製法に比べて変形にも比較的強く、金属表面の硬度も高い傾向にあります。手にしたときの質感(重量感、しっかり感)が高く、表面硬度も高いため磨いた際の輝きも強くなります。
プレス式の製法の場合は工業製品のような大量生産も可能です。

・短所
金属を曲げたり、削りだしたりして制作するため、曲線や複雑なデザインを作るのが難しい製法です。また、 伝統的な鍛造の場合は大量生産が難しく、職人の技量や経験が問われます。

指輪のデザインや、目的に合わせて製法が変わる

製法については、どちらが決定的に良い・悪いということはなく、目的の指輪を形にするために最良の方法を見極め、それぞれの良い点を生かして製作することが大切です。
鋳造製法だからこそ繊細な美しさを表現できるデザインがあれば、鍛造製法ならではの質感の高い美しさを表現できるデザインもあります。一度きりのブライダルリングだからこそ、造り方にも注目をしたいですね。

 

 

 

 

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