【神奈川県横浜市】両親からの嫁入り道具のプレゼント。貰って分かったこと。

私は結婚をして2年が経ちました。娘も授かりもうすぐ1歳になりますが、まだプロポーズをしてもらった時のことや、結婚式のことは鮮明に覚えています。中でも一番心に残っているのが、両親から花嫁道具として真珠のネックレスを貰ったこと。当時、真珠ネックレスの必要性を全く知りませんでしたが、結婚して親になった今、この贈り物の意味が分かりました。

真珠ネックレスを通して感じた両親の想い

私は幼い頃からスポーツをしていたので、体育会系ならではの活発さは社会人になっても抜けることなく、もう少し女の子らしくした方が良いと、母に言われていたんです。そんな私が結婚すると言った時に両親は、心から喜んでくれてとても嬉しかったのを覚えています。

 

結婚の報告から、顔合わせの準備など本格的に動き始めていた中、ある日両親から「渡したいものがある」と貰ったのが真珠ネックレスです。『これから必ず必要になるものだから持っていなさい。』そう母が言った時、私が幼いことから見ていた、真珠ネックレスを着けた母の姿を思い出しました。

母は、礼儀などにとても厳しい人でした。《顔合わせは、ふたりの結婚の報告と認めてもらう場。真珠ネックレスを身に着けていれば、しっかりした女性という印象になる。また、もし親族に不幸があった時身に着けていないと失礼に当たる場合もある。》と母は教えてくれました。嫁に出る私が、恥をかかぬよう持たせてくれたと分かり、胸がいっぱいになりました。

 

結婚式の時、ベールダウンの際に母に真珠も着けてもらいました。その真珠の重みの分だけ、両親の想いが込められていると思った瞬間、涙がこらえられませんでした。今では、娘のお宮参りで着けたり、友人の結婚式で着けたり、様々な場面で使用しています。

こんな素敵な両親のもとに生まれて来れて幸せだと心から思いました。私の娘にもそう思ってもらえるように、両親にしてきてもらったことを繋いでいきたいと思います。もし、これから結婚を控えている方がいるのなら、真珠のネックレスの用意をすることをおすすめします！私が身をもって必要だと感じたので、これがきっかけとなってもらえたら嬉しいです。