2019.5.08

【加古川】結婚指輪の製法の違いとは？鍛造製法と鋳造製法って？

結婚指輪はどうやって作られるかご存知ですか？

製法は2パターンあります。
鍛造製法と鋳造製法です！

選ぶ素材によって強度が変わると思っている方が多いですが、
実はこの2つの製法で指輪の強度や着け心地惟が変わります。

製法の違いとそれぞれの長所を今日はご紹介致します。

鋳造とは

ワックスと呼ばれる樹脂を削り、指輪の「原型」という型を作ります。

そこへ、溶かした金やプラチナを流し込んで固め、造形する製法です。

樹脂で製作した物がそのまま金属になるので、金属そのものを加工するよりも
作業しやすく、コンピューターで簡単に修正出来る素材を使って合理的に
ジュエリーを制作出来ます。

＜鋳造製法の長所＞

複雑なデザインにも対応でき、硬い金属そのものを加工する必要が無い為、繊細な造形が可能です。
デザインの自由度が高く、他の製法では実現できない多彩で自由なデザインを生み出します。

鍛造とは

金属の塊を叩いたり伸ばしたりして棒状にした物を曲げる事で「鍛えて造る」製法です。
熱して柔らかくすることで金属が鍛えられ、引き締められながら徐々に成形されます。
手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。
金属が鍛えられることで引き締まり、加工硬化と呼ばれる金属組織の変化が起きる事で密度が高く、強い指輪になります。

＜鍛造製法の長所＞

金属表面の硬度も高い為、変形に比較的強く仕上がり、磨いた際の輝きも強く感じて頂きやすくなります。
手にした時、重厚感を感じれる上に、着け心地も滑らかでとても良いです。

製法にによる着け心地や強度、沢山のデザインを出来るだけ多く見比べ、着け比べたい方は是非、関西最大級の品揃えを誇るgarden姫路へお越し下さい。