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【宇都宮市】徹底解説‼ダイヤモンドの4Cってつまりどういう意味なの?

【宇都宮市】徹底解説‼ダイヤモンドの4Cってつまりどういう意味なの?

これから婚約指輪を探そうと決めて、最初に浮かぶ疑問と言えば、「ダイヤモンドのグレードってなんだかたくさんあってよくわからない」「婚約指輪用ってどのくらいの品質を選べば良いんだろう」「給料の三か月分ってどこかで聞いたような。すごい金額になるんじゃないかな。相場って?」「ダイヤモンドってブランドによって値段や品質に違いはあるの?」などなど、ダイヤモンドについてという方が多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は「ダイヤモンドのグレードってなんだかたくさんあってよくわからない」という疑問にお答えして、ダイヤモンドの美しさの評価基準“4C”について徹底解説させていただきます。

 

簡単にご紹介させていただいている記事もありますのでこちらもご参照くださいね♪

 

 

ダイヤモンドのグレードってなんだかたくさんあってよくわからない

 

まず最初にこの疑問から。ダイヤモンドについて調べているときに“大きめの0.3ctで”“Eカラーで”“内包物が少ないVVS1で”“カットが綺麗で”なんて言葉で「それって何?つまりはどういうこと?上から何番目のどのくらいいいものなの?」となってしまう方は少なくありません。

 

“大きめの0.3ctで”“Eカラーで”“内包物が少ないVVS1で”“カットが綺麗で”というのはつまり“4C”のこと。

“4C”とはダイヤモンドの美しさの評価。これからひとつずつご紹介させていただきます。

 

 

ダイヤモンドの美しさの評価“4C”

 

例えば、

 

“0.308ct   D  VS-1   3EX HC”

 

という表示のダイヤモンドのルース(指輪などの枠にとまっていない石のみの状態・裸石)があったとします。

読み方は“0.308カラット /  Dカラー / VS-1 /  トリプルエクセレント / ハート&キューピット”です。

 

先ほどのワードはそれぞれ、

 

“大きめの0.3ctで”→0.308カラット      (カラット:重さについて)

“Eカラーで”→Dカラー           (カラー:色について)

“内包物が少ないVVS1で”→VS-1        (クラリティ:内包物について)

“カットが綺麗で”→トリプルエクセレント  (カット:カッティングについて)

 

このように対応しています。これからそれぞれの項目についてご紹介させていただきますね。

 

 

【Carat (カラット)】

 

:大きさの単位に思われがちですが、実は重さの単位で1ct=0.2gです。

良く選ばれる人気どころは0.2ct ~0.3ct 代です。

 

ダイヤモンドの大きさは好みにもよりますが、サプライズで準備される場合はパートナー様の身長や雰囲気をお聞きしながらご提案させていただく事が多いです。

例で言えば、150㎝代半ばくらいまでの方であれば、0.25ctくらいが大きすぎず小さすぎず手に映える傾向があり、

160㎝以上の方であれば0.3ct代がちょうどよく映える傾向があるようです。

 

もちろん、その大きさでなければNGということはなく「贈りたい」という気持ちから0.4ctや0.5ctなどを選ばれる方もいらっしゃいますし、小さめのものが良いという事から0.15ctなど選ばれる方もいらっしゃいます。

 

「平均はなんとなく“0.2ct~0.3ct代”くらいが多いらしい」ことを踏まえつつ、ご自身たちにぴったりなカラットを見つけてみてくださいね。

 

 

【Dカラー →Color (カラー)】

 

:お次はカラーについて。無色透明だと思われがちなダイヤモンドも、実は天然ものであるが故に少しずつ色がついています。この“色がついている”というのは、例えばピンクダイヤやアイスブルーダイヤのような鮮やかな色味ではなく、なんとなく黄みがかっているような色味です。

 

<無色><ほぼ無色><僅かな黄色味><非常に薄い黄色味><薄い黄色味>という評価にわかれており、それぞれにアルファベットがついています。


<無色>…D,E,F

<ほぼ無色>…G,H,I,J

<僅かな黄色味>…K,L,M

<非常に薄い黄色味>…N,O,P,Q,R

<薄い黄色味>…S,T,U,V,W,X,Y,Z


Aカラー~Cカラーというものはなく、DカラーからはじまりZカラーまであります。

この内、婚約指輪のダイヤモンドとして人気が高いのはDカラー~Hカラーとなっています。

 

“無色”とされるのがD~Fカラーで、中でも一番きれいなのがDカラーです。

Dカラーとはどんなものかというと、地球上で産出されるダイヤモンドのうち、0.2ct以上のダイヤモンドは2%の確立でしか採れませんが、その2%のうちの1400分の1個しか採れないとても貴重なものになっているんですよ。

 

それじゃあものすごく高いんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはないんですよ。

 

 

【 VS-1 →Clarity (クラリティ)】

 

:クラリティとは、透明度のこと。ダイヤモンドが地中深くで生成される過程で紛れ込んだ内包物がどのくらいあるかという評価です。

鑑定書をつくる資格を持っているような専門家が10倍のルーペで見た際の基準でわけられています。

 

婚約指輪で選ばれる傾向が強いものはそれぞれこのようになります。


IF (インターナリー・フローレス:内部無欠点)

…外部に輝きに全く影響しない程度の僅かな磨き残しはあるものの、専門家が10倍ルーペで内部見た際に全く欠点がないもの。市場に出回るダイヤモンドも中では最高品質。

 

VVS (ベリー・ベリー・スモール・インクルーデットまたはベリー・ベリー・スライトリー・インクルージョンなど:とてもとても小さな内包物)

…ブイブイエスと呼ばれる。専門家が10倍ルーペで見た際に、非常に発見困難な極小の内包物がある。

 

VS (ベリー・スモール・インクルーデットまたはベリー・スライトリー・インクルージョンなど:とても小さな内包物)

…ブイエスと呼ばれる。専門家が10倍ルーペで見た際に、注意して見てやっと見つけらる極小の内包物がある。

 

SI (スモール・インクルーデットまたはスライトリー・インクルージョンなど:小さな内包物)

…エスアイと呼ばれる。専門家が10倍ルーペで見た際に、比較的容易に発見できる内包物がある。

VVSやVSとは異なり、ダイヤモンドを初めて見る人が、内包物の場所を教わってルーペを見ても内包物を見つけることができる。ごくまれにとても目が良い人は内包物を肉眼で確認できることがある。


婚約指輪のダイヤモンドとして選ばれることが多いのはこの4種類。

実際には内包物が比較的少ないものを1、比較的多いものを2とする為、より内包物が少ない順に並べると、

 

IF → VVS-1 → VVS-2 → VS-1 → VS-2 → SI

 

となります。

ちなみに、鑑定書などを見ると今回ご紹介していない最上級“FL:フローレス(内部に欠点がなく、磨き残しも一切ない)”というものもありますが、殆どの場合博物館行きなどになる為市場には出まわりません。

その為今回はIFを市場に並ぶ中での最高の品質としてご紹介させていただきます。

 

 

【 3Excellent →Cut (カット)】

 

:いよいよ最後の項目カットです。今までの3つと違い、唯一人間の手が加わる項目です。

今回は数あるカットから、最も人気のある“ラウンドブリリアン”の形のカットのご説明になります。

 

ダイヤモンドがもともと持っている美しさを最大限に引き出す為に、カットはとても重要とされています。

その為、カットだけ3つの項目で評価がされています。“プロポーション”“研磨状態”“対称性”の評価です。


1,“プロポーション”…理想的なダイヤモンドのカットのパーセンテージや角度にどのくらい近いかの評価。

2,“研磨状態”…職人さんの手作業により磨き上げられる為、表面の磨きに若干の差が出ます。

3,“対称性”…ダイヤモンドの真ん中に一本縦線を引いたとき、どのくらい左右対称に近いかの評価。


簡単に言ってしまえば、それぞれの項目はこのようになっています。

この3つの評価が3つとも最高評価“Excellent”のものが“3Excellent(トリプルエクセレント)”と呼ばれるものです。

 

評価の段階は、良いとされる順番にすると、

 

Excellent → Very Good → Good → Fair → Poor

 

となります。良いとされ婚約指輪のダイヤモンドとして選ばれるのはGood以上です。

【イメージ画像:ラザールダイヤモンドより ※実際の一般的なExcellentの数値とは異なります】

 

“プロポーション”にある“理想的なダイヤモンドのカットのパーセンテージや角度”に何故近くなければいけないのかと言うと、そのパーセンテージや角度はダイヤモンドの中に入った光が、漏れることなくきちんと反射して輝きとして外に戻っていけるように計算されたものだからです。

 

ダイヤモンドの上質な原石は正八面体、それこそトランプのダイヤ柄のような形をしています。ここから内包物をよけて平ぺったくカットしてしまっても、逆に欲張って大きく縦に長いカットをしてしまっても、光がうまく反射できずに最大限の輝きを引き出すことが出来なくなってしまうんです。

 

また、表面が綺麗に磨かれていることで起こる、表面の反射も輝きのひとつであるため2番目の“研磨状態”もとても大切なものです。そもそも、表面がガタガタでは、内部で反射した光が綺麗に外に出ていけません。

 

3つ目の“対称性も”とても大事。例えば、理想のパーセンテージは“何%~何%”となっていますが、右端と左端の数値がいくらこのパーセンテージに両方とも納まっていても、左右で全く違ってしまっていると全体のバランスが悪くなってしまいます。

 

その為、プロポーションと対称性、研磨状態がとても大切なカットの評価となっています。

 

 

【HC:ハート&キューピッド (もしくはハート&アローなど)】

 

最後にハート&キューピッドについてです。

“0.308カラット /  Dカラー / VS-1 /  トリプルエクセレント / ハート&キューピット”と最初にお伝えしたときに、4Cでもないのにこれはなんの項目だろうと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ハート&キューピットとは、先ほどのカットの“対称性”が理想的なものであると、専用のスコープでダイヤモンドを見たときに下からはハート、上からは矢が見えるというものになります。

【ダイヤモンドを下から見たとき】                                  【ダイヤモンドを上から見たとき】

 

こちらがハート&キューピット。

驚くべきはこのハート&キューピットはこれが見えるようにカットをされたわけではありません。

 

理想的なカットを追い求めていった結果奇跡的に見えるようになったもので、3Excellentの中でも見えるものと見えないものがあります。

 

“女性のハートを男性が射止めた” という意味合いがあり日本ではとても人気の高いものとなっています。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は4Cについてご紹介させていただきましたが、肝心の「婚約指輪用ってどのくらいの品質を選べば良いんだろう」ということや、「給料の三か月分ってどこかで聞いたような。すごい金額になるんじゃないかな。相場って?」「ダイヤモンドってブランドによって値段や品質に違いはあるの?」についてはこちらをご参照くださいね♪

 

また、“婚約指輪”の形にお悩みの方はこちらもご参照ください♪

 

シャルクレールブライダルジュエリー

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