【静岡】知っておきたい、冠婚葬祭で真珠を身につける本当の理由。

結婚式、お葬式、そして各種式典。人生の節目となる特別な場で、多くの人々が身につけている真珠のジュエリー。それは単なる装飾品ではなく、そこには日本独自の文化と深い意味が込められています。しかし、なぜ真珠がこれほどまでに冠婚葬祭の定番とされているのでしょうか。その本当の理由を知ることで、真珠を身につける意味をより深く理解し、自信をもって振る舞うことができるでしょう。
【意味を帯びた輝き】純粋さと無垢の象徴
真珠は、その生成過程から**「純粋」「無垢」「健康」「長寿」**といった意味を象徴する宝石とされてきました。母貝の中で長い年月をかけて育まれる真珠の神秘的な姿は、人々の心に深く響きます。結婚式では、この「純粋」「無垢」の意味合いが特に重要です。新しい人生の門出を迎える花嫁や、そのお祝いに駆けつける参列者が身につけることで、清らかな心で祝福する気持ちを表します。また、ご葬儀の場では、故人の魂の安息を願う気持ちが込められています。真珠が放つ優しい光は、悲しみの中にいる人々を慰め、心を落ち着かせる効果があると信じられています。
【和の心】涙と敬意の表現
日本の冠婚葬祭では、派手な装飾や煌びやかな輝きは控えるのがマナーです。ダイヤモンドやルビーなどの宝石は、強い光を反射して輝くため、場合によってはTPOにそぐわないとされます。真珠の魅力は、その内側からにじみ出るような奥ゆかしい輝き(テリ)にあります。この光は決して自己主張することなく、周囲の雰囲気に溶け込み、着る人に品格と落ち着きを与えます。特にご葬儀の場においては、真珠の丸い形と優しい光沢が「涙」を象徴するとされ、故人への哀悼の意と、ご遺族の悲しみに寄り添う気持ちを示すものとして身につけられます。真珠を身につけることは、単なるおしゃれではなく、その場の雰囲気を尊重し、相手への敬意を払う「和の心」を表現する行為なのです。
【途切れない絆】家族と人生を繋ぐジュエリー
真珠のネックレスは、一つ一つの真珠が一本の糸で繋がれています。この構造は**「人生という長い糸を、一つ一つの珠のように大切に紡いでいく」**というメッセージが込められていると言われることがあります。結婚式では、夫婦や家族の絆が途切れることなく続いていくことを願い、ご葬儀では故人との思い出や絆を大切に思う気持ちを象徴します。また、真珠のネックレスは代々受け継がれることも多く、母から娘へ、祖母から孫へと、家族の歴史と愛を繋ぐ大切な役割を担っています。流行に左右されない普遍的な美しさは、世代を超えて愛され、着用するたびに家族の温かい想いを感じさせてくれます。このように、真珠は単なるファッションアイテムではなく、その輝き一つ一つに深い意味と文化が込められています。冠婚葬祭で真珠を身につけることは、その場の格式を尊重し、相手に敬意を表すとともに、私たち自身の心を表す大切な行いなのです。
LUCIR-K
静岡市中心部の商店街にあるルシルケイは真珠専門店としてあこや真珠、黒蝶真珠、トレンドを意識した真珠ファッションまで幅広く取り扱いがあります。冠婚葬祭での自分買いや娘、孫への真珠のギフトをお考えの方はルシルケイへ相談してはいかがですか?
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