【静岡】故人を偲ぶ、静かな輝き。葬儀に寄り添う黒蝶ネックレスの選び方

悲しみに包まれるお葬式の場。故人への最後の別れを告げるこの大切な時間に、身につけるものにも心を配りたいものです。なかでも、控えめでありながらも気品を添える黒蝶ネックレスは、お悔やみの席にふさわしい装いとして選ばれています。しかし、「どうやって選べばいいの?」「どんなものがマナーに沿っているの?」と悩む方もいるかもしれません。この記事では、黒蝶ネックレスが持つ意味から、お葬式にふさわしい選び方のポイントまで、詳しくご紹介します。
なぜ、お葬式に黒蝶ネックレス?
もともと、真珠は「月の涙」や「人魚の涙」とも呼ばれ、故人や遺族の悲しみを鎮める力があると信じられてきました。白い真珠が慶事に、そして黒い真珠が弔事に用いられるようになったのは、その色が持つ意味合いの違いからです。黒蝶真珠は、タヒチなどの温かい海で育つ黒蝶貝から採れる真珠で、その深い黒色やグレーの色合いが、おごそかな葬儀の雰囲気に調和します。派手な光沢がなく、落ち着いた輝きは、故人を偲ぶ気持ちを静かに表現するのに最適です。
お葬式にふさわしい黒蝶ネックレスの選び方
お葬式の場では、華美な装飾は避けるのがマナーです。黒蝶ネックレスを選ぶ際には、次の3つのポイントを意識しましょう。
1. 長さと粒の大きさ
ネックレスの長さは、鎖骨にかかるくらいの38~42cmのプリンセスタイプが一般的です。この長さは、首元にすっきりと収まり、過度に主張することなく品の良い印象を与えます。
真珠の粒の大きさは、7~9mm程度が好まれます。あまりに大きすぎる真珠は、派手に見えてしまう可能性があるため注意が必要です。小ぶりで控えめなものを選ぶことで、故人への敬意を払うことができます。
2. 珠の色と形
黒蝶真珠の色は、ブラック、グレー、グリーンなど多様な色味があります。お葬式の場では、黒に近い深い色が最も格式高いとされています。また、真珠の形は、美しい球体のものが良いでしょう。バロックパールと呼ばれる不揃いな形のものは、カジュアルな印象を与えるため避けるのが無難です。
3. 金具の種類
ネックレスの留め具や金具は、できるだけシンプルで目立たないものを選びましょう。ゴールドやプラチナなど、華美な金属の装飾は避け、シルバーカラーや、真珠の色に合わせた目立たない素材が理想的です。
黒蝶ネックレスと合わせて知っておきたいマナー
最後に、ネックレスを身につける際のマナーも確認しておきましょう。
ネックレスは一連で
二連や三連のネックレスは、「不幸が重なる」ことを連想させるため、お悔やみの席では避けるのがマナーです。ネックレスは必ず一連のものを選びましょう。
ピアスやイヤリングは?
ピアスやイヤリングもネックレスと同様に、真珠のものを選ぶのが一般的です。ただし、揺れるタイプは避け、耳にぴったりとつくタイプを選びましょう。
他のアクセサリーは?
結婚指輪以外の指輪は、派手なものは避けます。もしつける場合は、シンプルなデザインのものが良いでしょう。また、ブローチやヘアアクセサリーも控えめなものを選ぶか、身につけないのが無難です。
故人を偲ぶ気持ちは、装い一つひとつにも表れます。心を込めて選んだ黒蝶ネックレスが、あなたのお悔やみの気持ちを静かに伝えてくれることでしょう。
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