【浜松市】花嫁さまに贈る真珠ネックレス「調色真珠」と「無調色真珠」の違いとは？

両親から花嫁になる娘さんに贈られる「真珠ネックレス」「パールネックレス」最近よく聞く「調色真珠」と「無調色真珠」の違いとは？真珠は「本真珠」や「アコヤ真珠」とも呼ばれていてどれが本当の真珠か分かりずらいとも聞きます。

実はどちらも同じなのです！

アコヤ貝から採れる真珠（パール）の事を本真珠と呼びます。

貝の中で育った真珠は通常、通常浜揚げ後にシミ抜き､調色という加工(エンハンスメント)を施します｡シミ抜きは母貝が含んだ有機物を取り除く作業で、全ての真珠に必要不可欠な処理です｡

調色（エンハンスメント）真珠とは？

染み抜き後、あこや真珠本来の輝きと色を引き出すために淡いピンク色を加える処理のことを言います｡ところが調色（エンハンスメント）は真珠の美しさを引き出してくれる一方で､度を越すと真珠に負担を掛け､表面が荒れたり､もろくなってしまうという副作用を起こします｡真珠層が厚ければ耐久性がありますが､薄ければ加工による影響を受け易くなります｡

無調色真珠とは？

「調色（エンハンスメント）」をしていない、する必要のないほどきれいな真珠であることが多く女性のお肌に例えると「素肌美人」ともいえます。調色しないことで経年劣化を遅らせることが最大のメリットです。無調色真珠がパール産出量のわずか数パーセントしか市場にないのでなかなかお目にかかることができません。

産地も重要？

真珠は生き物なので、毎年産出量や出来が違います。野菜やワインと同じでどこで採れたものなのかも長くお使いになるには重要なのです。産地証明などない市販されているネックレスの多くは､全国各地で養殖された真珠を寄せ集めたもので組み上がっています｡一本のネックレスの中に色々な産地でとれた真珠が入っていると経年劣化により、色合いやテリにばらつきが出てきます。なので、なるべく産地が同じ真珠で作られた真珠（パール）ネックレスがおすすめです。真珠（パール）ネックレスは繊細で扱いずらいイメージもありますが、お手入れさえすれば５０年以上お使いいただけるジュエリーです。

浜松市真珠ネックレス

「調色」「無調色」どちらがおすすめ？

海の環境も違えば､母貝の性質などあらゆる要素が違う真珠が､調色（エンハンスメント）処理により色の均等化されネックレスなどに組まれていて一見するときれいなネックレスに見えます。ですが、調色処理による染料の抜けていく速度がそれぞれ珠によって異なっていたり､真珠そのものの品質による経年劣化の度合いも異なってくるために､長い間使っていくとネックレスの真珠一粒一粒の色やテリがばらばらになってきますので「無調色真珠」の方がおすすめです。