そもそも真珠は劣化する

「生きた宝石」と言われている真珠。日本でも有名な”あこや真珠”は「和珠」と呼ばれ、紀元前3200年前と非常に古くから親しまれてきました。あこや真珠の特徴は、真珠層の細かいキメと透明感のある美しいテリ！そんな美しい輝きを持つ真珠ネックレスは熱・酸・水に弱いことが特徴。真珠は主に炭酸カルシウムとタンパク質で出来ている為、人の汗や化粧品に含まれるアンモニアでたんぱく質が溶け、脂肪酸、乳酸で炭酸カルシウムが溶けて、艶が消えたり黄色味を帯びてくるのです。

そこで、女性の必需品である真珠ネックレスを生涯ずっと美しく使えるように「PS加工」と呼ばれるものがあることを知っていますか？今回はPS加工についてご紹介いたします！

PS加工(パーマネントシャイン加工)とは

PS加工とはイオン交換と呼ばれる技術で酸に弱い炭酸カルシウムから酸化に強いフッ化カルシウムに変化することで、真珠を汗や酸に強くすること。この加工をするだけで耐酸強度が約60倍にも跳ね上がるんです！

真珠の白く美しい輝きを永く保てるように施す加工で、年代問わず人気です。またPS加工を行っても、見た目や品質、価値に悪影響を及ぼすことはないのでご安心してくださいね！新しく購入する際にも、お手持ちの真珠ネックレスにもPS加工は施すことが出来るので、今からでも遅くない！しかも1度加工を行えばその効果が無くなることはありません。

PS加工以外のお手入れのポイント

真珠は熱・酸・水に弱いことが特徴。使用後に何もお手入れせずに片付けてしまうのは最悪です。柔らかい布で全体をやさしく揉みこむように拭いてから片付けたり、お化粧やヘアセットが終わってから身に着けることもポイントです！

富山県富山市ではタケウチブライダル富山・総曲輪店でPS加工の相談を受け付けています。気になる方はまずは相談からいかがですか？冠婚葬祭、どのシーンでも活躍する真珠ネックレスを是非いつまでも胸元で輝かせてください！