2022.7.01

【静岡市】婚約指輪のダイヤモンド、適正価格はあるの？

婚約指輪を選ぶとき、多くの場合はデザイン枠とダイヤモンドをそれぞれ選びます。デザイン枠は彼女の性格や服装からある程度好みが絞り込めますが、ダイヤモンドを選ぶのはなかなか難しいですよね。そこで判断材料の一つとなる”価格”についてある程度知っておく必要がありますが、そもそもダイヤモンドに適正価格はあるのでしょうか。

婚約指輪の価格相場はいくら？

近年の婚約指輪の平均価格は約38万2000円となっています。デザイン枠を10万円前後とするとダイヤモンドは20万円前後、その合計が婚約指輪の総額となります。ダイヤモンドの評価基準は『4C』と呼ばれる4段階の基準によって定められます。それをもとに相場の20万円前後のダイヤモンドがどのくらいのグレードのものか見てみました。

・重さ(Carat)　0.3ct

・色(Color)　ほぼ無色

・透明度(Clarity)　わずかな内包物

・研磨(Cut)　Very good・Good

上記のグレードでした。20万円前後の価格帯は、4Cで見ると平均的なグレードのものであると言えます。

ダイヤモンドの価格設定

ダイヤモンドの価格設定は、評価基準である『4C』の他にもう一つ、ダイヤモンドがどのような経路を辿ってきたのかが大きく影響してきます。ダイヤモンドのほとんどが海外から日本国内へ輸入されたものですが、輸入した後に国内でメーカーや卸業者等を挟むことで手数料や工賃などが上乗せされる為、どこをどのように経由したかによって価格が変わってくるのです。

ダイヤモンドに適正価格はある？

結論として、ダイヤモンドにははっきりとした適正価格がありません。なぜなら、先述したように流通経路等によって金額に大きな差が出るからです。ただ、ダイヤモンドの価格は値崩れや暴騰を防ぎ、一定の水準を維持するようにコントロールされています。つまり、市場価格に比べて極端に安いものは何らかの欠格や人工石の可能性も考えられるため、注意が必要です。ダイヤモンドも品質の良し悪しやメーカー・ブランドの違いなど、その価格がついている理由がありますので、気になるところがある場合には思い切ってお店の方に聞いてみても良いかもしれませんね。

よくある質問

Q .婚約指輪のダイヤモンドは何ctが一番選ばれていますか？

A.婚約指輪の場合は、0.3ct前後が最もよく選ばれているctです。

Q.普段から身に着けてもらいたいからダイヤモンドは小さいものでもいいですか？

A.女性の手の大きさや希望などを考慮して小さめのダイヤモンドを選ばれてももちろん大丈夫です。しかし、年齢を重ねていくと大きいダイヤモンドが似合ってくるようになるため小さいと物足りなさを感じてしまうこともあるかもしれません。将来のことまで考えるとある程度の大きさのものを選んでおいてもいいかもしれませんね。

Q.プロポーズはダイヤモンドだけ渡すのもアリですか？

A.はい、OKです。婚約指輪の起源は、世界一硬い鉱物であるダイヤモンドに男性の揺るぎない結婚の決意を込めるというものだったので、ダイヤモンドだけを贈っても問題はありません。プロポーズ後に彼女に指輪かネックレスか好きなものを選んでもらえるメリットもあります。

Q.婚約指輪はダイヤモンドでなければいけませんか？

A.いいえ、そんなことはありません。ダイヤモンドのほかに色石と呼ばれるルビーやエメラルドを留めた指輪を贈りたいと希望される方もいます。ふたりの希望で好きなものを選んでいただいて構いません。