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【静岡】時を刻む伝説:ヴィンテージ・オメガ スピードマスターの深遠なる世界

【静岡】時を刻む伝説:ヴィンテージ・オメガ スピードマスターの深遠なる世界

1957年の誕生以来、スピードマスターは単なる「時計」の枠を超え、人類の冒険の象徴となってきました。特にヴィンテージと呼ばれる個体には、現代のモデルにはない独特の「枯れた美しさ」と、一本ごとに異なる歴史が刻まれています。

スピードマスターが「伝説」となった理由

スピードマスターの歴史を語る上で、NASAによる公式採用は外せません。1960年代、宇宙空間の過酷な環境に耐えうるクロノグラフを探していたNASAは、名だたるブランドの時計を無標題でテストしました。激しい振動、温度変化、高圧・低圧試験。並み居る競合が脱落する中、唯一すべてのテストをクリアしたのがスピードマスターでした。1969年、アポロ11号と共に月面に降り立ったその瞬間から、この時計は「ムーンウォッチ」としての不動の地位を築いたのです。

コレクターを虜にする「ヴィンテージ」の注目ポイント

ヴィンテージ・スピードマスターの面白さは、年代による**「微細な仕様変更」**にあります。

キャリバーの変遷

Cal.321: 初代から第4世代まで搭載された、伝説のコラムホイール式ムーブメント。その複雑な造形と操作感は、今なお最高傑作と称されます。

Cal.861: 1968年頃から登場したカム式ムーブメント。耐久性とメンテナンス性が向上し、実用的なヴィンテージとして人気です。

ベゼルの「ドット」の位置

タキメーターの「90」の数字の上(DON: Dot Over Ninety)にドットがあるかどうかで、価値が大きく変わるのもヴィンテージならではの醍醐味です。

文字盤の経年変化(パティナ)

トリチウム夜光がオレンジ色に焼けた個体や、黒い文字盤が紫外線などでブラウンに変色した「トロピカルダイヤル」は、唯一無二の芸術品として高値で取引されます。

代表的なヴィンテージモデル

初心者から上級者までが追い求める、主要なリファレンスを紹介します。

リファレンス (Ref.) 特徴 注目ポイント
CK2915 1957年登場の初代モデル 「ブロードアロー」針とスチールベゼル。現存数が極めて少ない幻の逸品。
Ref.105.003 第3世代(エド・ホワイト) リューズガードがないストレートラグが特徴。NASAの公式採用時のモデル。
Ref.105.012 第4世代(リアル・ムーンウォッチ) 初めてリューズガードを採用。ニール・アームストロングが月で使用したモデル。
Ref.145.022 第5世代(ポスト・ムーン) Cal.861を搭載。流通量が多く、ヴィンテージ入門に最適。

ヴィンテージを所有するということの愉悦

現行のスピードマスターは非常に優れた時計ですが、ヴィンテージには**「個体差」という名の個性**があります。プラスチック風防(ヘサライト)に刻まれた小さな傷、長年の使用で角が取れたケース、そして手巻きをするときの独特のクリック感。それらは、前のオーナーたちが過ごした時間を想像させ、自分もまたその歴史の一部になるような感覚を与えてくれます。

一生モノの相棒を探す旅へ

ヴィンテージ・スピードマスターは、投機的な価値だけでなく、道具としての完成度とロマンが同居した稀有な存在です。メンテナンスを欠かさなければ、次の世代へと受け継いでいくことも十分に可能です。もしあなたが、単なる計時機械ではなく「物語」を腕に巻きたいと願うなら、ヴィンテージ・スピードマスターの扉を叩いてみてはいかがでしょうか。

LUCIR-K

LUCIR-K

静岡の中心地にあるLUCIR-K(ルシルケイ)はブランド時計やヴィンテージ時計を扱うお店です。ロレックスやオメガ、カルティエ、グランドセイコーなど数多くのブランドとモデルを取り揃えています。

 

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