見た目じゃ分からない!天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドのメリット・デメリット

ダイヤモンドは、その輝きと希少性から古くから人々を魅了し、特別な贈り物や婚約・結婚指輪として愛されてきました。近年、天然ダイヤモンドに加えて「ラボグロウンダイヤモンド」という選択肢が登場し、注目を集めています。ラボグロウンダイヤモンドは、人工的に整えられた環境の中で生成するダイヤモンドでありながら、天然ダイヤモンドと全く同じ化学的・物理的特性を持つ「本物のダイヤモンド」です。実際に選ぶ際にどちらが良いのかは購入する側の判断になります。そこで、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
天然ダイヤモンドのメリット
これまで私たちが「ダイヤモンド」と呼んでいたものが天然ダイヤモンドです。
高い希少性と資産価値
天然ダイヤモンドは地球の深部で30億年という長い年月をかけて自然に形成されます。採掘される量に限りがあるため、非常に希少性の高い宝石です。この希少性が、普遍的な価値と資産性を生み出しています。特に大粒で高品質なダイヤモンドやピンクダイヤモンドやイエローダイヤモンドは、投資対象としても世界中で認識されています。
歴史とロマン、ストーリー性
何十億年もの時を経て地球が生み出した「奇跡の産物」であるというロマンやストーリー性は、天然ダイヤモンドにしかない魅力です。「永遠の輝き」や「固い絆」といった象徴的な意味合いも強く、婚約指輪や結婚指輪として選ばれる大きな理由となっています。
唯一無二の個性
天然ダイヤモンドは一つとして同じものがない唯一無二の存在です。それぞれのダイヤモンドが持つインクルージョンの特徴や成長の痕跡は、そのダイヤモンドが歩んできた地球の歴史を物語る個性となります。綺麗なダイヤモンドもそうでないダイヤモンドも、この個性を「味」と捉える人も少なくありません。
天然ダイヤモンドのデメリット
天然ダイヤモンドにもデメリットはあります。
高価格
天然ダイヤモンドは採掘にかかる費用や流通にかかる費用に加えてその希少性などから、非常に高価です。特にカラット数が大きくなったり、品質が高くなるほどその価格は飛躍的に上昇します。これにより予算の制約から希望するサイズや品質のダイヤモンドを手に入れにくい場合があります。
環境破壊や人権的問題
天然ダイヤモンドの採掘は一部の地域で環境破壊や子どもの労働、劣悪な労働環境、紛争の資金源となる「紛争ダイヤモンド」といった倫理的な問題が指摘されています。もちろん、多くのダイヤモンドは「キンバリープロセス」などの国際的な取り組みによって紛争に関与しないことが保証されていますが依然としてこれらの懸念を持つ方もいます。
供給の不確実性
天然ダイヤモンドの供給は、新たな鉱山の発見や政治情勢など、様々な要因によって変動する可能性があり、将来的な供給の安定性には不確実な要素が含まれます。
ラボグロウンダイヤモンドのメリット
圧倒的なコストパフォーマンス
ラボグロウンダイヤモンドの最大の魅力は、天然ダイヤモンドに比べて価格がはるかに手頃であることです。同じカラット数や品質(4C)の場合、天然ダイヤモンドの1/2~1/10ほどの価格で購入できることも珍しくありません。これにより、同じ予算でより大きく、より高品質なダイヤモンドを手に入れることが可能になります。手の届く贅沢であり、自分の個性やスタイルに合わせて自由に輝きをコーディネートできるのがラボグロウンダイヤモンドです。
高い透明度と均一な品質
ラボグロウンダイヤモンドは研究所内の管理された環境で作られるため、天然ダイヤモンドに比べて内包物(インクルージョン)や不純物が極端に少ない傾向があります。そのため、天然ダイヤモンドでは稀少とされる「タイプIIa」と呼ばれる非常に純粋で透明度の高いダイヤモンドを容易に得ることができます。これにより、一貫した輝きと高いクラリティ(透明度)を持つダイヤモンドを安定して供給できます。
エシカル・サステナブルな選択肢
天然ダイヤモンドの採掘は、環境破壊や労働問題、紛争の資金源となる「紛争ダイヤモンド」など、倫理的な問題が指摘されることがあります。ラボグロウンダイヤモンドは、鉱山での採掘が不要なため、地球環境への負荷が少なく、人道的な問題もありません。環境意識や社会貢献への関心が高い人々にとって、「ギルトフリーダイヤモンド(罪悪感のないダイヤモンド)」として魅力的な選択肢となります。海外で人気に火が付いたのはこのためです。
カラーダイヤモンドの多様性
ラボグロウンダイヤモンドは、製造過程で微量の元素を添加することで、ピンク、ブルー、イエローなどの天然では非常に希少で高価なファンシーカラーダイヤモンドを人工的に生成することが可能です。これにより、天然では手が出しにくいような美しいカラーダイヤモンドを手頃な価格で楽しむことができます。
供給の安定性
天然ダイヤモンドは採掘量の変動や地政学的なリスクに左右されることがあります。また天然資源のため枯渇していくことが想定されています。ラボグロウンダイヤモンドは整えられた環境下で生成されるため、比較的安定した供給が可能です。これから先も生産していくことができます。地球の悠久の時を超え、最先端の科学が織りなす奇跡の輝きであるラボグロウンダイヤモンドは、まさに『未来を纏う』宝石です。
ラボグロウンダイヤモンドのデメリット
歴史やロマンの欠如
天然ダイヤモンドが地球の奥深くで30億年もの歳月をかけて自然に形成されるという「奇跡」や「ロマン」は、ラボグロウンダイヤモンドには存在しません。このストーリー性や希少性の価値を重視する人にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
「人工」というイメージ
人工と言う言葉に対してネガティブなイメージを持つ方もいます。しかし、ラボグロウンダイヤモンドは「合成ダイヤモンド」や「模造石」とは異なり、天然ダイヤモンドと同じ組織を持った本物のダイヤモンドです。日本ではまだ認知度も低いからこそ、本物のダイヤモンドであるという理解が広まっていくまでは人工的な環境下で作られているということも含めマイナスイメージです。
▽参考記事:天然とラボグロウン、どちらのダイヤモンドを贈る?
天然とラボグロウン
どちらが良いか?
最終的にどちらのダイヤモンドを選ぶかは個人の価値観や予算、重視するポイントによって異なります。30億年かけて生成されたというロマンや希少性を大切にしたい方には天然ダイヤモンドが適しているでしょう。一方で、予算を抑えてより大きく高品質なダイヤモンドを手に入れたい方やエシカルな選択をしたい方にはラボグロウンダイヤモンドがとても魅力的な選択肢になるでしょう。どちらも本物のダイヤモンドとしての輝きや美しさは同等であり、肉眼での区別は不可能です。それぞれの特性を理解し、ご自身の価値観に合うものを選んでみてはいかがでしょうか?
ラボグロウンダイヤモンドはどこで見る?
ダイヤモンド専門店のFIRST DIAMONDは「ラボグロウンダイヤモンド正規取扱店」です。国内随一と言っても過言ではない程のラボグロウンダイヤモンドジュエリーやダイヤモンドルースを用意しています。天然ダイヤモンドももちろん扱っているため、どちらが良いかを実際に比べて選ぶことができます。また、オンライン通販でも購入できる為、県外からも多くの問い合わせや販売実績があるようです。ラボグロウンダイヤモンドが気になる方には是非おすすめです。
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