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【郡山市】着こなしの仕上げに腕時計。

【郡山市】着こなしの仕上げに腕時計。

腕時計の楽しみ方はさまざま。資産価値として、趣味のコレクションとして、何かの記念として。どの楽しみ方をとってみても、それぞれに魅力的だと思います。そして今回は、そのような腕時計の楽しみ方のひとつとして「着こなしの仕上げとして楽しむ」ことについて話してみたいと思います。

腕時計と着こなし

筆者は10代の頃からのファッション好きが高じてアパレル業界で15年勤務し、その後、時計業界に移ってきた経緯があります。とはいえ、個体としての腕時計の魅力も長いこと感じてきましたし、また、現在は時計業界に身を置くなかで、その芸術性や職人技に魅かれているひとりでもあります。そのなかで、自分自身の視点として、腕時計を「着こなしのひとつ」として捉え、ファッションやカラー、サイズとのバランス、時代背景やテイストといったものから時計を楽しむこともお客様にお勧めさせていただいております。

例① レザージャケット

例えば、味のあるレザージャケットと相性のいい腕時計はどんな感じか。襟があり、袖口がリブになっている「A2タイプ」なら、やはりそのテイストに合わせて、パイロットウォッチが合うと思います。が、それはひとつの王道の答えとして。同じ「A2タイプ」をオーバーサイズで着こなし、ボトムもややルーズ、足もとはボリュームあるスニーカーとなると、途端にお勧めする腕時計は変わり、ボリュームを感じるダイバーズタイプやクロノグラフ、ラグジュアリー感のあるラグスポと言われるタイプも似合うでしょう。むしろ定番的なパイロットウォッチは選択肢から外れるかもしれません。

ベル&ロス
レザージャケット×ベル&ロス 都会的な着こなし

さらに、レザージャケットのインナーにカラフルなものを選んでいたとしたら、腕時計の文字盤の色を楽しいものにしても着こなしのアクセントにできると思います。王道の着こなしやイメージがあるからこそ、それをベースとして腕時計選びがより楽しむことができると考えています。その例として、このレザージャケットのケースでいうと、ブランドの歴史や背景まで含めて「着こなしに合わせてパイロットウォッチが有名なブランドのスポーツテイストのモデルを選んでみた」なんてことが成り立ってきます。

例② スーツ

「スーツに合わせたい」というよく聞くフレーズに合わせて考えたとしても、そのスーツのシルエット、カラー、テイスト、年齢、合わせるインナー、季節、オケージョンによって、似合う腕時計もお勧めする腕時計も変わってきます。ストレッチの効いたネイビーのセットアップに白のカットソーをインナーに、足もとは素足にダークブラウンのスリッポン。このような着こなしなら、スーツとはいえ、ラバーベルトのスポーツタイプの腕時計や、鮮やかな文字盤の腕時計、ベルトの色で遊んだ腕時計もいいのではないかと思います。その方が日に焼けた肌をしていたら、その雰囲気が映えるように柑橘系のカラーリングをお勧めしたくなると思います。

クストス
スーツ×クストス クラシックベースの現代的な着こなし

真逆に、きっちりグレーのチョークストライプの3ピースのダブルスーツに黒のストレートチップ、白のピンホールシャツに黒ベースのネクタイ。この着こなしなら、まずアリゲーターの黒の革ベルト。銀色のケースでもいいですが、欲を言えばゴールドのケースの時計で、3針、薄め、小さ目のケースを「基準」にしていきたいと考えます。「基準」というのはあくまでイメージとテイストだからといことで、そこから着る人の個性や雰囲気に合わせて変化させることを楽しむからです。もし、小柄で細身の方でしたら、あえて腕時計のサイズを大き目に見せるのもおもしろいでしょうし、角形やトノー型にいってもスーツのクラシックな着こなしが映えると思います。大柄で体格も良い方なら、他の方が真似できない貫禄を出して楽しむために、同じ着こなしでも大型ケースのクロノグラフやラグジュアリーテイストの腕時計もしっくりくるのではないでしょうか。

まとめ

このように、話し始めると止まらなくなってしまうくらいに腕時計を着こなしの仕上げとして楽しむことも魅力的だと思っています。冒頭でお伝えしたとおり、時計の楽しみ方はさまざまで「これが正解」というものはないと思います。文章を読んでいただき、ちょっと気になったという方は、既にお持ちの腕時計との着こなしを改めて考えてみてもおもしろいと思いますし、また、今後の時計選びの参考にしていただけると幸いです。

着こなしの仕上げに腕時計

幸福の女神像が目印
幸福の女神像が目印

どんな腕時計がいいのかは常に迷うもの。そして、自分に見合っているのか、似合っているのかは常に不安のあるもの。しかし同時に両者とも楽しいものでもあります。ちょっと違った視点で腕時計を考えてみるのもおもしろいですよ。そうすれば「腕時計は1個あれば十分」または「腕時計なんて必要ない」なんて言わなくなってしまうかもしれません。

 

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